■ ID | 790 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | 東京低地北部から中川低地にかけた沖積層の基盤地形 |
■ 著者 | 田辺晋
S. Tanabe
(独)産業技術総合研究所 中西利典 T. Nakanishi (独)産業技術総合研究所 木村克己 K. Kimura (独)産業技術総合研究所 八戸昭一 S. Hachinohe 埼玉県環境科学国際センター 中山俊雄 T. Nakayama 東京都土木技術センター |
■ 出版元 | (独)産業技術総合研究所 地質調査総合センター |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | 地質調査研究報告、Vol.59、No.11/12、497-508、2008 |
■ 抄録・要旨 | 東京低地北部と中川低地における7,021本のボーリング柱状図資料から沖積層の基底面を認定し、ボーリング柱状図資料の位置情報と積層の基底面深度からなる数値情報を構築した。そしてこの数値情報をもとに、逆距離加重法による平面補間を行ない、沖積層の基底面深度分布図を作成した。沖積層基底面深度分布図は、沖積層の基底礫層が分布する地域については、その上面深度を採用している。この沖積層基底面深度分布図は、中川、元荒川、綾瀬川、荒川、古東京川沿い開析谷や埋没段丘面・波食棚などの沖積層基盤地形の詳細をあらわす。また、本図と東京低地北部と中川低地における地盤高との対比から、沖積層の層厚と地盤高には明瞭な関係があることが明らかになった。沖積層の層厚が40m以上の地域では地盤高は標高2m以下、沖積層の層厚が25m以下の地域では地盤高は2m以上を示す。 |
■ キーワード | ボーリングデータ、東京低地、中川低地、沖積層、埋没段丘 |
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